初心者向け!ウェビナーのやり方を解説・開催までのステップ

ウェビナー開催までの流れを解説・実例をあげて説明

初心者向け、ウェビナーのやり方を解説・開催までのステップ

ここが知りたい

ウェビナー開催までの流れを知りたい!

ウェビナー準備は何からすればいい?

ここでは、 これから初めてウェビナーを開催しようと考えている方に向けて、 「ウェビナーのやり方」と「ウェビナーの準備で必要なこと」 について解説していきます。

「ウェビナー開催までのステップは何がある?」 「何を計画して何を準備すればいい?」 と、ウェビナー初心者が気になるトピックを取り上げて、 わかりやすく丁寧に解説します。

あなたのウェビナー開催のお手伝いができれば幸いです。

この記事を書いた人

自分
さくら

  • 会社のウェビナー担当
  • ウェビナー運用歴4年
  • パソコン好きのエンジニア

詳しい紹介はこちら 「自己紹介」

目次

ウェビナー開催までのステップ・やり方はコレ!

ウェビナーを開催するためには、 まずは「どのようなウェビナーにするのか」を計画立てていきます。 その計画を基にして、 ウェビナー準備を進めていきます。

さて、その「計画」を立てるためには、 つぎのようなステップを踏んでいきます。

ウェビナーの計画

  • 目的と目標を決める
  • ターゲットとコンテンツを決める
  • 担当者を探す
  • スケジュールと予算の算出

まずは、ウェビナーを開催する「目的」を掲げます。 その目的を果たすために具体的な「目標」を決めていきます。

続いて、ウェビナーに来てもらいたいターゲット層を明確にします。 ターゲットが決まれば、 どのようなコンテンツが有効なのかが、 ある程度見えてきます。

ウェビナーは意外に「やること」が多いため、 複数人で協力しながら進めるのがおすすめです。 そのためには協力者を探して、各タスクを担当してもらいます。

そして、おおまかにスケジュールを決めていきます。 「いつまでに何をするのか」を計画します。 また、予算も算出します。

予算は主に、 ウェビナーに必要な機材にかける費用になります。 もし、外部の講師を呼ぶ場合は、 謝礼金も予算に含める必要があります。

計画を立てたあとは、 じっさいに行動してウェビナー開催の準備を進めていきます。 準備のステップは、次のとおりです。

ウェビナー準備

  • ツールの準備
  • コンテンツ作成
  • 集客
  • シナリオ作成後にリハーサル

担当者が複数人いれば、 ツール準備、コンテンツ作成、集客は、 並行して進めることができます。

ツールの準備ですが、 ウェビナー配信で使う「ソフトウェア」や「ハードウェア」の準備をしていきます。 計画段階で、 ある程度使用するツールを調べておき、予算を算出しておきます。

必要なツールはじっさいに購入して、 本当に配信できるか、テストする必要があります。 物品が不足している場合は、追加で購入して配信テストを行います。

続いて、コンテンツを作成します。 ウェビナー参加者の心に刺さるコンテンツを具体的に作っていきます。 主には、プレゼンテーション資料の作成や じっさいにデモンストレーションする商品の見せ方を考えます。

集客は、さまざまな手段を使うのが効果的です。 対面での勧誘、メルマガの発信、SNSが集客方法としては一般的です。

そして、ウェビナーの進行を明確にした「シナリオ」を作っておきます。 シナリオには、「ウェビナーの進行」について書かれています。 そのシナリオをもとにして、リハーサルをしておきます。

ウェビナーのやり方では、まずは計画して、そして準備を実行する、 というステップを踏んで、 ウェビナー当日を迎えます。

さて、各ステップ項目について、 もう少し詳しく説明していきます。

ウェビナーの目的と目標

目的

まず初めにすることは、 ウェビナーの目的と目標を決めておきます。

「ウェビナーのやり方」で最もおさえておきたいことは、 「ウェビナーの目的と目標をしっかり考えること」 と言っても過言ではありません。

なぜ目的と目標が重要なのか、 その理由は「目的と目標を明確にしないと成果が出ないため」です。

例えばよくあるのが、 「競合他社がウェビナーをしていたので、自分たちもウェビナーをする」 というような曖昧な目的でウェビナーをすることがあります。

これは、目的が「ウェビナーをすること」になっていて、 目標は「競合より多い1ケ月に2回以上開催」のようになりやすく、 会社の利益にならずに終わってしまうことがあります。

こうならないためにも、 明確に目的と目標を決めておくことが重要です。

目的と目標の実例

実例として、私自身が行ったウェビナーを例にしていきます。

私は3DVRシステムのエンジニアでして、 今回のウェビナーでは、つぎのような目的と目標を持って開催しました。

目的
  • 既存顧客が求める機能・サービスを知るため
目標
  • 参加人数100名
  • アンケート回収50件
  • 質問件数10件

すでに私たちの製品を使っているユーザーを対象にして、 「私たちに何を求めているのか」を知るための手段として ウェビナーを活用しました。

最終的には、このウェビナーで得られた情報を基にして、 新しい機能やサービスを開発し、 ユーザー満足度を上げることができると考えています。

目的は、「なぜウェビナーをするのか?」を具体的にして、 目標は「目的を果たすための具体的なアクションと数値」が望ましいです。

ターゲットとコンテンツ

ターゲットとは、簡単に言うと 「ウェビナーに来てもらいたいお客さまの層」です。

ターゲットを明確にしておくことは、とても重要です。 なぜ明確にするのか?その理由は 「ウェビナー開催の目的を果たすため」です。 とてもシンプルな話で、適切なお客さまを呼ばないと、 目標も達成できず、目的も果たせません。

例えば、私自身のウェビナーの例をあげて話すと、 私たちの目的が「ユーザーが求めるサービスを知ること」だとすると、 ターゲットは「既存ユーザー」でなければいけません。

このときに、 まだ私たちの製品を購入していない見込み客がウェビナーの参加者の大半だったら、 欲しい情報もかなり少なくなってしまうでしょう。

こういうことからも、 「誰に参加してもらわないといけないのか」を明確にする必要があります。

ターゲットに合ったコンテンツが必須

ターゲットを明確にしたら、 「ターゲットにとって魅力のあるコンテンツ」を 発案する必要があります。

ウェビナーを開催する側、参加する側、双方にとって 「利益があること」を考えなければいけません。 どちらか一方の利益だけを求めると、 必ず失敗に終わってしまいます。

例えば、 製品のノウハウを身に付けたいと思っていたユーザーが、 メーカーの技術セミナーに参加したが、 コンテンツの大半が新製品のPRだとユーザーは嫌気がさしてしまうでしょう。

もしかしたら、ユーザーは後日、別の商品に乗り換える可能性もあります。 そうすると、時間をかけてウェビナーを開催しても お客様を逃してしまいます。 これは、どちらにとっても不利益です。

このような結果にならないためにも、 ターゲットに見合ったコンテンツを考える必要があります。

ターゲットとコンテンツの実例

実例として、「3DVRシステムのエンジニア」 である私自身が行ったウェビナーを例にしていきます。 前述している目的と目標も入れると、 概要は以下のようになります。

目的
  • ユーザーが求める機能・サービスを知るため
目標
  • 参加人数100名
  • アンケート回収50件
  • 質問件数10件
ターゲット
  • 3DVRシステムを使っているユーザー
コンテンツ
  • プロが使っている技術テクニックをデモンストレーションを交えながら説明

ターゲットが既存ユーザーのため、 「ユーザーにとって価値のある内容」にしなければいけません。 そこで、 ユーザーからよくある技術的な質問を分析して、 「よく使うスキル」を題材にコンテンツを考えました。

「こんなに簡単にできるのかっ!」 「そうそうコレが知りたかった」 を、実践を交えてプレゼンテーションする内容にしました。

ターゲット層が広く、 さまざまな分野のユーザーを集客するため、 できるだけ多くの技術スキルを取り上げるように心がけていました。

このような感じで、 ターゲットとコンテンツを考えていきます。

担当者探し

チーム

ウェビナーというと、 「オンラインだから、ひとりでも手軽にできそう」 というイメージを持っている方も少なくありません。

しかし、じつはウェビナーは対面で行うセミナーと同じくらい大変です。 そのため、複数人で協力しながら ウェビナー開催を進めるのがおすすめです。

複数人で進める理由は、 「ウェビナー開催までにやらなければならないタスクが多いから」です。

例えば、 おおざっぱに言うと、 ウェビナーを開催するためには次のようなタスクがあります。

  • 目的と目標を考える
  • 機材検討と購入、テストをする
  • コンテンツを考える
  • 集客をする
  • 配信をする

これらを担当分けしながら、 複数人で協力しながら進めることで、 より早く、質の良いウェビナーを開催することができます。

担当者とタスクの実例

私たちのウェビナーも、 複数人の協力者がいたのでなんとか開催できました。

じっさい、他部署の協力も得ながら開催しました。 担当分けとしては次の表のとおりです。

目的と目標の策定
  • 営業部
  • 技術部
機材準備
  • 技術部
  • 資材部
コンテンツ作成
  • 技術部
集客
  • 営業部
配信
  • 技術部

戦略にあたる目的と目標については、 営業と技術が協力しながら策定していきました。 ここで協力部署の利益にならないことを目的にしてしまうと、 協力を得ることが難しいので、 しっかりと相手のことを考えながら協調して進めるのが重要です。

機材選定とテストは技術部で行い、 購入は資材部にお任せします。

コンテンツは、技術セミナーなので 技術部がメインに作成しました。 ユーザーからよく質問を受けることが多い技術部員を軸に作成していきました。

集客は営業に協力してもらうのが効率的です。 対面、メール、SNSとあらゆる手段を使って目標に向かうのは、 営業の得意分野です。

配信は技術部で行いました。 司会進行も含めて、じっさいに顔を出してしゃべる人も技術部で行いました。 そのほうが、ユーザーにとっても「あ!〇〇さんが説明している」となって、 見てくれる人が多かったりします。

一例ではありますが、 このような感じで担当分けをしながら進めました。

スケジュールと予算

ウェビナー計画の最後は、 予算とスケジュールです。

まずはスケジュールを決めていきます。 スケジュールを決めるためには、 ツールの準備やコンテンツ作成、集客といった各タスクにかかる時間を見積もります。 しかし、 初めてウェビナーを開催するときは 「タスクにかかる時間」を推測するのが難しいです。

ただ、見積もりがまったくないとスケジュールが立てられないので、 おおざっぱでもいいので、 各タスクにかかる時間を予測してみましょう。

タスクにかかる時間の見積もりですが、 初めてのウェビナーのスケジュールで重要なのは、 「コンテンツ作成の時間」と「機材準備の時間」を多めに取っておくことです。 どちらも時間がかかるタスクです。 短めに見積もると、精神的に追い込まれてしまいます。

おすすめは、 あなたの通常時の作業時間よりも1.5倍くらい多く見積もると、 心に余裕が持てるでしょう。

例えば、 20分間のプレゼンテーションの資料を準備するのに、 いつもは5日間かかっていたならば、 見積もりでは8日間とすることで余裕ができます。

1対1でのプレゼンテーションとは違い、 ウェビナーでは言葉遣いや、 配信ツールでの資料の映り方の違いなどで、 細かい修正が入ることが多いです。

こういうことに予想外の時間がとられるため、 いつもより多めの作業時間を見積もるのがおすすめです。

各タスクは並行して進めるのがおすすめ

複数人でウェビナーを進められる場合は、 ウェビナー準備での各タスクは、 並行して進めることが多いです。

例えば私自身の経験では、 「コンテンツ作成」「機材準備」「集客」は、 並行して進めていきました。

下のようなガントチャートを作って、 おおまかなスケジュールを見える化していました。

ウェビナーのスケジュール

配信機材などは、 カメラが品薄の時期だったので、納期に時間がかかり、 スケジュールギリギリになってしまったという経験があります。

機材の調達は、 時期によって容易に購入できるときと、 そうでないときがあるので、 タスクにかかる時間の見積もりは多めにするのがおすすめです。

予算

ウェビナーの予算は、 大半が「配信機材」になります。

パソコン、配信ソフト、カメラ、マイクといった ウェビナー配信に必要なもの をピックアップして、 購入価格を把握しておきます。

予算の見積もりで重要なのは、 配信機材の価格は、なるべく普段販売している価格で見積もることがおすすめです。

これは、 いま現在実施しているキャンペーンやセール価格で見積もってしまうと、 購入時にそれらキャンペーンが終わっている可能性があり、 予算が足りなくなってしまうことがあるためです。

例えば、 機材の中で最も高額なパソコンは、 セール期間と、そうでない場合の価格にかなりの差があります。 決算期や年末年始のセールのときに見積もったものが、 購入時には10~20%価格が増えているということもあります。

そうならないためにも、 普段販売している定価に近い価格で 予算を見積もることをおすすめします。

スケジュールと予算が決まったら

ある程度、スケジュールと予算が決まったら、 上司や役員の許可を取って、 実行に移していきます。

比較的、組織が大きな会社だと 上層部にプレゼンして稟議にかけてもらう、 というような流れになると思います。

しっかり決めた「ウェビナー開催までの計画」と 「予算とスケジュール」を示せて、 どのような利益が見込めるかを話せれば、 ウェビナー開催までの道が開けてきます。

ウェビナーツールの準備

ウェビナーの準備

予算がついて、無事にウェビナーを開催することになったら、 まずは配信機材やツールをそろえていきます。

ウェビナー配信に必要な機材は、 主につぎのモノがあります。

  • パソコン
  • 配信ソフト
  • ビデオカメラ
  • マイク
  • 三脚
  • スイッチャー
  • 音声ミキサー

配信ソフトのようなソフトウェアは、 WEBでライセンスを購入すればすぐに使えますが、 パソコンやビデオカメラのようなハードウェアは、 時期によって品薄になり、 納期が遅くなることもあります。

そのため、ハードウェアの選定はできるだけ早くして、 即座に購入することが重要です。

「ウェビナー配信で必要なモノ」や、 「必要機材の選び方」については、 別のページでまとめています。

じっさいに私自身が使っている機材構成例を挙げながら説明していますので、 興味があれば、こちらも合わせてご覧ください。

私の実例・機材構成

ウェビナー機材の選び方

ウェビナーの機材やソフトウェアは、 すべての物品が揃ったら、 一度、じっさいの配信を想定したやり方で 動作確認をしておきます。

初めてウェビナーをする場合は、 動作確認は早めにしておきます。 これは、細かな物品が不足していたり、 パソコンに接続できなかったりする場合もあり、 トラブルシュートに時間がかかるためです。

例えば、 私たちの場合は、音声ミキサーとマイクをつなぐ端子が違っていたため、 追加で変換端子を購入しました。 また、配信ソフトのTeamsがビデオカメラを認識しないトラブルが起こり、 パソコンのトラブルシュートにも時間がかかっていました。

このような予期しないことがあるため、 ウェビナーツールはできるだけ早く動作確認をするのがおすすめです。

アンケートのためのツール

ウェビナーでは、 参加者に向けてアンケートを取ることも少なくありません。 そのため、アンケート作成ツールも準備しておきます。

配信ソフトでZoomを使う場合は、 Zoomに備わっているアンケート作成機能が使えます。

そのほか、ウェビナーでよく使われるアンケート作成ツールとして、 Googleの「Google Forms」 マイクロソフトの「Forms」 があります。

どちらもアカウントがあれば無料で使えます。 また、使い方も簡単なため、 誰でも短時間でアンケート作成ができるツールです。

ウェビナーのコンテンツ作成

ウェビナーの計画段階で考えた「コンテンツ」を じっさいに作成していきます。

さて、参加者にコンテンツをわかりやすく伝える方法、 つまり、 「プレゼンのやり方」ですが、 あなたがプレゼンしやすい方法やツールを使うのがおすすめです。 これは、何を使ってもいいという意味です。

その理由は、 慣れたプレゼン方法の方がわかりやすくなりますし、 コンテンツ作成時間も少なくなるからです。

例えば、ウェビナーで一般的によく使われるのは、 「PowerPoint」「Googleスライド」ですが、 PRする商品をじっさいにデモンストレーションする場合も少なくありません。

じっさいに私自身は、 ソフトウェアの技術ノウハウをデモンストレーションするウェビナーがありました。 ソフトウェアの画面を参加者に共有して、 しゃべりながら操作していくデモンストレーションをしました。

物品の紹介についても、 カメラの前でじっさいに使ってみるデモンストレーションをするのも効果的です。

例えば、 普段、対面のお客さんに実施しているようなデモンストレーションを カメラの前で行うため、 そこまで練習をしなくてもわかりやすいプレゼンになります。

このように、 あなたの得意な方法を取り入れながら、 コンテンツを作成してデモンストレーションをするのがおすすめです。

ウェビナーで重要なのは、 参加者が「有益な情報を得られた」と思うことです。 そのための手段は何でもいいのです。

ウェビナーの集客

集客

ウェビナーの集客は、 4週間前から告知するのがおすすめです。

これは、参加者がスケジュール調整しやすいためです。 例えば、重要なポストを任されている人ほど、 スケジュールが早く埋まってしまう傾向にあります。

1カ月弱あれば、スケジュールが空いている確率も増えますし、 ウェビナーで予定しているコンテンツが有用だと感じてもらえれば、 スケジュールの再調整もしてくれるでしょう。

こういう理由からも ウェビナーの集客は、4週間前がおすすめです。

集客のためのツール

ウェビナーでの集客は、 「コンテンツが刺さるお客さん」を 狙い撃ちすることが重要です。

それを実現する集客ツールとして有効なのは、 つぎのツールです。

  • 営業支援・MAツール
  • SNS
  • 営業マンによる勧誘

多くの営業支援・MAツールは、 ターゲットを絞った集客をするための機能が搭載されています。 日々、営業マンが入力しているデータベースを基に、 顧客をカテゴライズしているので、 比較的容易にかつ効率的に集客できます。

有名な営業支援・MAツールとしては、 「Salesforce」 「HubSpot」 「SATORI」 「Mazrica」 「Kairos3」などがあります。

SNSでの集客は、 「自社のファン」に告知するため、参加確率が高くなります。 また、SNSをフォローしてくれているお客さんは、 多少、ターゲットとずれている場合でも、 他の人に口コミしてくれることがあります。 そのため、とても重要な集客ツールです。

「営業マンによる勧誘」は、 最も参加してくれる確率が高い方法と言ってもいいでしょう。 メールやSNSは、言わば不特定多数への告知です。

しかし、 営業マンから直接お願いされるというのは、 「特別感」を与えることができて、 ウェビナーに参加してくれる確率が非常に高くなります。

MAツールやSNSと比べると 効率は悪くなりますが、 手間をかけた分だけの見返りが期待できる方法なので、 絶対に営業マンと一緒に集客を行いましょう。

シナリオとリハーサル

「ウェビナー開催までもう少し」 という段階で、 一度、リハーサルをしておくことが重要です。

リハーサル前に準備したほうがいいこととして、 「シナリオ作成」があります。 シナリオとは、「ウェビナー当日の進行表」のようなものです。

ウェビナー当日のタイムスケジュールから、 「いつ、誰が、何をするのか?」を明確にして書いておきます。 この「シナリオ」を作成しておくことで、 スムーズにウェビナーを進行できます。

シナリオとは、 具体的にどのようなことを記せばいいのか? 私自身の例をあげておきます。

ウェビナーのシナリオ例

私たちは、複数人でウェビナーを開催しています。 カメラに映る「司会者」と「発表者」のほかに、 機材を操作する裏方が3人います。

シナリオの例としては、 下のような流れになります。

13:50 配信開始

Aさん:発表者スライドを表示する

Bさん:カメラで発表者を映す・カメラ録画開始

Cさん:Teamsの配信状況を監視(音、映像確認)

発表者:パソコン画面の録画開始

14:00 挨拶とアンケート案内

司会者:挨拶と注意事項を言う

司会者:アンケートURLを案内

Aさん:TeamsでURLを送信

14:05 アンケート終了

14:06 プレゼンテーション

発表者:自己紹介とプレゼン開始

発表者:パソコンの画面共有をする

Bさん:カメラで司会者と発表者を映す

Aさん:Teamsでミュートにしてない人を監視し、ミュートにする

14:30 質疑応答

司会者:チャットの質問を拾い上げて発表者に質問する

発表者:回答する

14:40 締めとアンケート案内

司会者:締めの挨拶とアンケート再案内

Aさん:Teams切断

14:40 配信終了

このように、「時間」と「各担当のやること」を 時系列で書いていくことで、 全体の流れをつかんで進行しやすくなります。

最初から完璧なシナリオを作成するのは難しいため、 じっさいにリハーサルをしながら、 修正と加筆をするのがいいでしょう。

私たちも初めは、 3~4回リハーサルを繰り返してシナリオをブラッシュアップしていきました。

リハーサル

ウェビナーを初めて開催する場合、 リハーサルは1週間前に実施しておくのが おすすめです。

早めにリハーサルをしておくことで、 ウェビナーの流れや、 進行の不備、コンテンツの見え方やプレゼンでのしゃべり方などが把握でき、 早めに修正できるためです。

例えば、 発表者が緊張によって早口になってしまったり、 パソコンの操作が速すぎたり、 画面の切り替えにもたついてしまったり、などに気づきます。 一度通しでリハーサルをすると見えてくることが多いです。

このような修正すべき部分を早めに認識して、 改善をすることで質の高いウェビナーに仕上がっていきます。

そのために早めにリハーサルを実施するのがおすすめです。

ウェビナー当日にすること

ウェビナー

ウェビナー当日にすることは、 そこまで多くはありません。

ウェビナー配信開始前にすることとして 「配信機材のチェック」と「シナリオの最終確認」です。

配信機材のチェックは、 じっさいに配信ソフトで接続してみて、 映像や音声が出ているかを確認する程度で問題ないでしょう。

シナリオの確認も、 各担当者と共に軽く流れを確認する程度で問題ありません。 前日までに何度かリハーサルをしていれば、 当日は通しでリハーサルをする必要はないでしょう。

ウェビナー配信中にすることとしては、 「参加者の配信不具合サポート」が重要です。

サポートがいなかったり、 サポート対応が遅かったりすると、 参加者のウェビナー満足度が下がってしまうため、 しっかり対応方法を検討しておきます。

例えば、 私たちのウェビナーでは、 「メールで送られてきたウェビナーのURLにアクセスしたがつながらない」 という事例もありました。 多くの場合は、会社のセキュリティの問題でつながらないことが多いので、 接続する端末を変えてもらうなどの対応をします。

ウェビナー開催中のサポートがあるかないかで、 満足度が全く異なります。 「サポート対応」は、しっかり考えておくことをおすすめします。

ウェビナー後にすること

ウェビナー開催後にすることは、 「ウェビナーの目的」によって変わってきます。

例えば、ウェビナーの目的が「新規顧客の獲得」であれば、 ウェビナー参加者に対して、 営業的なフォローが必須になります。

すぐにでも商品を購入したい熱量を持った参加者であれば、 直接アポイントを取って、営業的なフォローをする必要があります。 情報収集だけの参加であれば、 定期的な連絡や、メルマガ、SNSでの情報発信をしながら 顧客育成を実施していくことが一般的です。

他にも、例えば、 顧客満足度やマーケティングが目的であれば、 「アンケートの分析」が必須になります。

ユーザーが満足していること、 ユーザーが不満に思っていること、 ユーザーが求めていること、 がわかるようなアンケートを作成して、 ウェビナー後に回収し、分析を行います。

私たちが実際に使ったアンケートでは、 以下のようなことを質問して、 「既存顧客が求める機能・サービス」を知るための手掛かりにしました。

「お名前」(必須)

記述

「使用している製品をお聞かせください」

・製品名1 ・製品名2 ・製品名3 ・その他

「このシステムをどのようなことにお使いですか」

・学術研究 ・製品開発 ・サービス ・その他

「よく使う機能をお聞かせください」

・同期 ・テスト ・シミュレーション ・その他

「実装して欲しい機能があればお聞かせください」

自由記述

「今、解決したい問題があればお聞かせください」

自由記述

多くの参加者から得たアンケートをもとにして、 次の新製品を検討していきました。

ウェビナー後にすることは、 このように、ウェビナーの目的によって変わってきます。

アーカイブ動画

多くの配信ソフトでは、 「録画機能」を使うことで、 配信している画面や音声を動画ファイルとして保存できます。

録画したウェビナーの動画を、 YouTubeなどのSNSにアップロードして 「過去のウェビナー動画」とすることで、 コンテンツを再利用することも可能です。

しかし、 「何度も同じ内容のウェビナーを定期的に開催する」という 手法もあります。

アーカイブ動画をアップロードするのがいいか? または、アーカイブ動画ではなく、 同じ内容のウェビナーを繰り返し開催するのがいいか? とても悩みどころです。

どちらにするかは、 やはり「ウェビナーの目的」によって変わってきます。

例えば、 新規顧客を獲得する目的でウェビナーをしたいのであれば、 「初心者向けの製品・サービス説明ウェビナー」を 繰り返し開催するほうがおすすめです。

新規顧客は、 時間の流れとともに一定数、出てくるため、 同じ内容を繰り返したほうが効率がいいのです。

一方で、私たちが実際に行ったウェビナーのように 「既存顧客が求める機能・サービス」を知ることが目的の場合はどうでしょう。 この場合、1~2回ウェビナーを開催すれば、 十分な情報が手に入ります。 そのため、繰り返し開催する必要はありません。

そのようなときは、 アーカイブ動画にしてアップロードして、 新しいコンテンツとして再利用するのがいいでしょう。

アーカイブ動画を作成するためには、 動画編集ソフトが必要です。 別のページで 「動画編集ソフトの選び方」も解説していますので、 興味があれば、こちらも合わせてご覧ください。

初心者向け!動画編集ソフトの選び方・業務で使うならコレ

まとめ

「初心者向け!ウェビナーのやり方を解説・開催までのステップ」 についてのまとめです。

ウェビナーのやり方は、 「計画」と「準備」のステップを踏みながら進める。

ウェビナーの計画ではつぎのことを計画する。 「目的と目標」「ターゲットとコンテンツ」 「ウェビナーでの作業担当者」「スケジュールと予算」

ウェビナーの準備ではつぎのことを実行する。 「ツールの準備」 「コンテンツ作成」「集客」 「シナリオ作成とリハーサル」

ウェビナー当日は、 事前に行ったリハーサルを軽く確認する程度にする。 配信不具合などのサポートを担当する人も決めておく。

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