実例!ウェビナーの必要機材

ウェビナーに必要な機材って?実例!おすすめ構成はコレだ!

ウェビナー機材

お客様に向けて、 ウェビナーを開催したいと思っているけれど、 どんな機材を使えばいいの? と考えている方も少なくないと思います。

機材やソフトもたくさんあって、 どれを選べばいいかわからないですよね。

そこで、私たちが1年以上運営しているウェビナー機材をもとに、 おすすめ構成を解説していきます。

機材選びに困っている方は、ぜひ検討してみてください。

実例・おすすめ機材構成をみる!

ウェビナーで必要な機材はこの6つ

ウェビナーというと、 気軽にできるイメージを持つ方もいると思います。 しかし、会社が開催する場合は、 ある程度質の高いウェビナーにする必要があります。

ウェビナーは基本的に3人程度の人員が携わり運営すると、 比較的質の高いウェビナーが開催できます。 司会、発表者、配信係がいると それぞれが自分の役割に集中できてミスも少なくなります。

さて、その条件をもとにウェビナーに必要な機材を選ぶと、 最低でも6つの機材が必要になってきます。

  • パソコン
  • ビデオ会議ソフトウェア
  • ビデオカメラ
  • 三脚
  • マイク
  • 音声ミキサー機能を含むスイッチャー

それぞれの機材が、 どんな役割があるのかを見ていきましょう。

パソコン

パソコンは、ビデオ会議ソフトウェアで配信をする役割があります。 パソコンがないと質の高いウェビナーはできません。

パソコンは、配信用とプレゼン発表用の2台用意することを おすすめします。

使うパソコンを1台にして、 配信用と発表用のパソコンを共有すると、 発表者がビデオ会議ソフトウェアの操作をすることになります。 一人の負担が多くなり過ぎて、ミスにも繋がります。

そのため、 パソコンを2台に分けて、発表者はプレゼンに専念をさせる方が 進行もスムーズに行きますし、ミスも少なくなるので 質の高いウェビナーが実現できるのです。

ウェビナーで使うパソコンは、 それなりにスペックの高いものが好ましいです。

発表でパワーポイントの他にも、 実演でソフトウェアを動かす場合は、 最低でも15万円前後のスペックのパソコンがおすすめです。

配信用のパソコンもビデオ会議ソフトウェアが、 ストレスなく動くスペックが必要です。 ビデオカメラの映像をリアルタイムで取り込むこともあるので、 こちらも妥協せずにパソコンを用意してください。

具体的なスペックの一例はこんな感じです。

  • CPU:Core i5
  • メモリ:8GB
  • 記録メディア:SSD 256GB
  • グラフィックス:インテル内臓グラフィックス

私たちが運営しているパソコンも この程度のスペックですが、 特に問題なく運営できています。

ビデオ会議ソフトウェア

ビデオ会議ソフトウェアは、配信をするためのソフトウェアです。 このビデオ会議ソフトウェアがないと何も始まりません。

そのソフトウェアを選べばいいか?というと、 今現在、世の中で多くの人に使われているソフトであれば 何を使ってもいいと思っています。

私たちはたまたま社内でMicrosoftのTeamsを使えたので、 Teamsで配信をしています。 しかし、ZoomやGoogle Meet、Webexと言った 実績のあるソフトウェアを使っても特段何の問題もありません。

今、世の中で主流のビデオ会議ソフトウェアは、 別のページでおすすめソフトとしてまとめているので、 そちらも合わせて参考にしてください。

ウェビナー開催におすすめのビデオ会議ソフト3選

ビデオカメラ

ウェビナーの見た目の質で最も変わる部分が、 撮影用のビデオカメラです。

オンライン会議やオンライン授業のように、 パソコン付属のカメラでも配信はできますが、 見ている側は「あ、安いカメラだな」というのが すぐにわかってしまいます。

会社の顔にもなりますので、 できるだけケチらずに 画質の良いビデオカメラを準備することをおすすめします。

ビデオカメラは、映像がリアルタイムに流れてくるものを選びます。 近頃のハンディカムやアクションカムは、 画質も良くて、比較的安いものが多くて、しっかり リアルタイムに映像が流れてくるので撮影用カメラに向いています。

どのカメラを選べばいいか?については、 他のページでもまとめているので、 そちらも参考にしていただくと嬉しいです。

ウェビナーの質を上げるおすすめカメラ3選

三脚

三脚は、撮影用ビデオカメラを固定するための機材です。

正直に言うと、ビデオカメラをがっちり固定して使う場合は、 安価な三脚で十分です。

発表者が動き回って、 ビデオカメラを上下左右に動かすような場合は、 3軸の機能を持った三脚が必要ですが、 カメラワークがなければ一般的な量販店で売っている三脚で十分です。

ただ、三脚を使わずにビデオカメラの床やテーブルの直置きは 映像がブレたり、カメラが落下したりする危険性があるので おすすめできません。

安くてもいいので、三脚は必ず準備してください。

マイク

マイクは、ウェビナー中に発言する人に対して、 1人1本用意することをおすすめします。

プレゼンと司会進行を1人でこなすならばマイクは1本でいいですが、 発表者と司会者の2人を立てる場合は必ず2本マイクを用意します。

ただ、2本以上マイクを用意する場合は、 音声ミキサーが必ず必要になります。 ミキサーがないと、ハウリングを起こしてノイズが入ってしまうためです。 「ホワンホワンホワン」というあのノイズですね。

音声ミキサーは、 下で紹介する「音声ミキサー機能を含むスイッチャー」で 代用すると別途買わなくて済みます。

ちなみに、ビデオカメラについているマイクや パソコンについているマイクはノイズを拾いやすいので ウェビナーではおすすめしません。

聞いてくれるお客様の中には、 イヤホンで聞く方も多いので、音質が高いマイクを使うと 「お!聞きやすいウェビナーだな」と思ってくれる方も多くなります。

音声ミキサー機能を含むスイッチャー

スイッチャーとは、 複数の入力映像をボタンで切り替える機材のことです。

発表用のパソコン画面映像とビデオカメラ映像を入力して、 どちらの映像をビデオ会議ソフトウェアに出力するかを ボタンで決めることができます。

スイッチャーがあることで、 発表者は画面共有などの操作をしないで、 映像を切り替えることができるわけです。 ちなみに、切替えは裏方の仕事になります。

音声ミキサーの機能が付いている スイッチャーもあり、この両方を備えている機材を使うと、 映像も音声も統合して、一度にビデオ会議ソフトウェアへ出力できます。

実例・おすすめの機材構成

今現在、私たちが毎月運営しているウェビナーでも使っている機材構成です。 基本的には、3人でウェビナー開催する方向けのシステムになります。

ウェビナーのシステム構成おすすめ

撮影用のカメラは、一般に販売されているのビデオカメラ・ハンディカムを使用しています。 よく運動会でお父さんが撮影しているカメラですね。 最近のビデオカメラはケーブルをつなげばリアルタイムで映像が送られてくるので、 ウェビナーでとても使いやすいです。

三脚は特にカメラワークがないので、安価な三脚を使っています。 発表する人が動き回ることをしないので、 カメラを右に左に追いかけないため、三脚はほぼ固定です。

撮影用カメラ映像はBlackMagicのスイッチャーに入力します。 カメラ映像とパソコン画面は、裏方の人がスイッチャーで切替えています。 プレゼントする時はパソコン画面、質疑応答などの時はカメラ映像といった感じです。 スイッチャーで選んだ映像をTeamsに流しています。

音声は、マイク2本を使用しています。 発表者と司会の二人で話すためです。 BlackMagicのスイッチャーにそれぞれのマイク音声を入力して、 統合したものをTeamsに流しています。

このBalckMagicのスイッチャーは、音声ミキサーの機能も付いているので かなり優秀です。

マイクはオーディオインターフェース対応(USB接続)ではないマイクを使用します。 つまりアナログのマイクを準備する必要があります。 そうしないと、スイッチャーで統合できません。

このようにマイク2本を接続すると、ハウリングすることはありません。

ちなみにこのBlackMagicのスイッチャーは、 音声は2チャンネル、映像は4チャンネルまで入力可能です。

おすすめ構成で使っている機材の一覧

ここがポイント!スイッチャーを使うと質が格段に上がる

映像スイッチャーをシステム内に入れることで、 発表者のパソコン操作の負担をかなり軽減することができます。

スイッチャーがないと、 プレゼン中に発表者が パソコンの画面共有と撮影用カメラの切替をしなければいけないので、 けっこう負担なんですよね。

しかし、スイッチャーがあれば、 この切り替え作業を裏方の人ができます。 別の担当者がやれるというわけです。

ただでさえ発表者は負担が大きいので、 作業を分担できるシステムにすることはとっても重要です。

そして、何よりミスがなくなります。 ウェビナー中に作業が多いと、人為的なミスを起こる可能性が高くなります。

この軽減は、ウェビナーの質を大きく向上できると感じています。

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