Teamsノウハウ・音について

Teamsの音声についての注意点

ウェビナー中のマナーの問題

2020年10月06日 記事

ミュート

ウェビナー中のマナーとして、 マイクはオフにするという ルールを設けているところってけっこうありますよね。

これって、 ウェビナーで Teamsみたいな双方向のコミュニケーションツールを 使っているのが問題だったりします。

ただ、 今のシステム上、マイクオフにしてもらうことは必須なんですよね。 ウェビナーは発表者がほとんどしゃべるので。

このお願いって、一定数守らない人もいて、 というか、わからなかったり、忘れたりする人がいて、 マイクがONになっていたりします。

このマイクON・OFFは ウェビナー中、結構気を付ける必要があります。

発表者の声が消される時がある

Teamsは、 ソフトウェアの処理でノイズを自動判定して 不必要な音を自動で消しています。

また、発している音量が大きい人を 優先的に取り上げて、音声を配信しています。

ウェビナーを実施している中で、 結構困ったのが、 参加者の方がマイクをONにしていて、 その参加者の雑音で発表者の声が消されてしまう事故です。

特に、参加者の方がオフィスなんかにいると、 後ろの人の話し声や 電話のコール音が優先されてしまうことが 何回かありました。

厄介なことに、 参加者本人は気づいていない場合が多くて、 「あれ?いきなり音声がなくなったぞ」 みたいなつぶやきまで聞こえたりしていました。

対処法としては、 ウェビナー運営側がその人を 強制ミュートする以外ありません。

ウェビナーの中の人が、 一生懸命ミュートしないといけないわけですね。

ウェビナーって、 途中参加の方も多くて、 このミュート作業は気を張って、 継続して行う必要があります。

コンテンツで流す動画の音量について

発表プレゼンのなかに 動画を流したりすることも多々あると思います。

これも結構、注意が必要です。

Teamsは、音量を自動で判断して音量調整をしているようです。

特に、動画などを流す際には、 この自動調整が顕著に出ます。

小さすぎる音量だと、 自動で大きくしたり、 大きすぎると、逆に小さくしたり調整します。

ですので、 音入りの動画をコンテンツとして発表する際には、 一定の音量の動画を作ることをお勧めします。

私たちが経験したのは、 アンケート記入の際に 流していた動画がうまくいきませんでした。

動画の後ろで流れている効果音がかなり小さかったのですが、 自動で大きくなってしまっていました。

数秒後にナレーションが始まった際に、 結構大きな声になってしまって、 ビクッ!となってしまいことがありました。

ナレーションも1秒後くらいに自動調整で 聞きやすい音量になります。

その後のウェビナーでは、 ナレーションと後ろで流れる効果音の音量差を 極端につけない動画を用意して対応しました。

多分、こういうPR動画って あまり普通のオンライン会議では流さないですよね。

しゃべることが主のソフトだから、 そういうことを頭に入れながら 動画を作ると予期せぬことが起きにくいかもしれませんね。

Teamsの良いところも言っておく

悪いことばかり言っていますが、 Teamsってかなりノイズキャンセル処理が良いよってことも 言っておきます。

発表時にパソコンを操作するのに、 マウスを動かすと思うのですが、 このマウスのクリック音やマウスパットに置くときの音は ほとんどなくなっています。

多少聞こえたとしても、 全然気にならない程度です。

100人近くオンラインで繋いでも、 このノイズキャンセルの処理は衰えず、 しっかりとキレイな音を配信してくれました。

関連記事も書きました

2020年10月以降にTeamsのオプションで 参加者がミュート解除できないような制限をかけれるようになりました。

その記事もここでまとめています。

Teamsに音声設定のオプションが追加された

まとめ

参加者の方がマイクをONにしていると、 発表者の声がかき消されることがあるよ、ということ。

ウェビナー運営側は、 常に参加者がミュートしているか監視して、 ミュートではなかった場合、強制ミュートしましょう。

発表コンテンツで流す動画は、 一定の音量のものを用意すると、 Teamsの音量自動調整に引っかからないよ、ということ。

Teamsのノイズキャンセルの処理は素晴らしいよ、 マウス操作音を結構消してくれるよ、 ということです。

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