チャットの活用

質問してもらうためのチャット活性化

最初の質問者にはなりたくない

チャット

ウェビナーでは 質問をチャットで送る形式になっている場合が多いと思います。

私たちが開催しているウェビナーでも、 Teamsのチャットに質問を送ってくださいと伝えています。

ただ、 チャットで最初の質問が送られてくるまで、 静けさが続く場合ってないですか?

「最初の質問」は、 やはり聞いている人にとっては敷居が高いようで、 あまり「最初の人」になりたくないとの声も聞いています。

これを緩和する方法もあるようなので、 ここで紹介します。

チャットを使う機会を与える方法

質問を送ってもらう前に、 まず少し対話型のコミュニケーションを取ることで チャットが活性化します。

例えば、 私たちが実際にやった方法は、 ウェビナー中に参加者に問いかけて、チャットに意見を送ってもらうようにしました。

「私自身コロナ禍でシステムを使うのに困ったことがいくつかあったのですが、 皆さんはどんなことで困りましたか?」

「皆さんが直面した困ったことを、 チャットに送ってください」

「・・・(少し間)」

「ちなみに私は、在宅ワーク時にリモートでつないでいたシステムが いきなりシャットダウンしてしまって、 実機確認ができなくなってしまったことです。」

「そのあと、実機確認は諦めて、システムシミュレーションで代用しました。」

「・・・(少し間)」

ピロン!(チャット着信オン)

「あ!この方は、在宅でシステムを使っているときに5歳の息子が乱入してきて 今までの作業が台無しになったしまった・・・とありますね。」

「確かに、子育て世代での、コロナ禍の在宅あるあるですね。」

ピロン!(チャット着信オン)

「あ!この方は・・・」

と言った感じの 何気ない双方向コミュニケーションを ウェビナー中に入れることでチャットが活性化します。

あ、みんな手軽にチャット送るんだって、 思わせるのがポイントです。

テレビの前説みたいな、 お客さんを温めることでチャットが活性化するわけです。

実際に、 これをやった時とやらなかった時では、 最初の質問が来るまでにかなり時間がかかった覚えがあります。

司会者が事前質問を用意しておく

かなり王道ですが、 事前に質問を用意しておいて、 司会者がそれを講師に聞くというものです。

学術大会とか、 ディベート形式の講習会なんかではよくやる方法です。

「誰か質問ありますか?」 と司会者聞いて、「シーン・・・」となってしまった時に 司会者が「では、私から・・・」と質問します。

その質疑応答をしている間に、 チャットで追加質問が来ることは結構多いです。

チャットであってもやっぱり最初の質問者は緊張しますので、 誰かが背中を押してあげる必要があります。

まとめ

最初の質問者になりたくない人も多いので、 ウェビナー中にチャットを使ったコミュニケーションの時間を設ける。

双方向のコミュニケーションを意識した問いかけを ウェビナー中にして、 チャットで反応があったらそれに答えるようなコンテンツを入れると、 質疑応答も活性化していく。

質問がなかった時に、 司会者が事前に用意した質問を 講師に投げかけることで、参加者から追い質問が来ることが多い。

ウェビナーにかかせないツール

ウェビナーを開催するのにおすすめのソフトや、 カメラ、マイクなどのハードウェアを紹介しています。

私の経験をもとに、 これは自信をもっておすすめできる!という製品をピックアップしています。

おすすめウェビナー機材とソフト10選

Copyright (C) ウェビナーのやり方. All Rights Reserved.